こんにちは、mana(@manaspo12)です。
草津温泉への観光で、何泊かする人などには、是非オススメしたいスポットがあります。
それが「嫗仙の滝(おうせんのたき)」です。
草津温泉でハイキングと言えば、有名なのは草津白根山の湯釜ですが、残念ながら火山規制のため、現在草津白根山の湯釜へ行くことはできません。
ハイキングができなくて、がっかりしている方、ちょっと待って!
草津温泉には、他にもハイキングコースがあるよ!
それが、この記事で紹介する「嫗仙の滝(おうせんのたき)」です。
行き方(アクセス)や山行、実際に行ってみた感想などをまとめてみたので、是非観光の参考にしてください。
「嫗仙の滝(おうせんのたき)」への行き方(アクセス情報)
まず、「嫗仙の滝」の場所から確認します。
「嫗仙の滝」に行くには、まず「嫗仙の滝駐車場」を目指しましょう。
「嫗仙の滝駐車場」は、こちら。
駐車場と言っても、土の空き地が広がっているだけですが、ここに車を停められます。
車は使わず、徒歩で行く場合は、草津温泉の中心「湯畑」から「嫗仙の滝駐車場」まででおよそ40分(グーグル地図)。
そこから更に「嫗仙の滝」を目指す・・・となると、ちょっと遠いですが、歩けなくはないです。
もちろん車のほうが便利ですが、徒歩で行くメリットとしては、帰り道の途中で共同浴場(「睦の湯」や「恵の湯」など)にフラっと入れることですかね。
共同浴場は、どこも駐車禁止なので、車の方でトレッキング後、入浴したい場合は、駐車場のある「大滝乃湯」などに行くと良いでしょう。
「嫗仙の滝(おうせんのたき)」へ行く装備
「嫗仙の滝」へ行くにあたって「距離も短いし、ただ滝を見るだけでしょ?」と油断していると足をすくわれてしまいます。
「嫗仙の滝」へ向かう山道は、殆どが下りですが、滑りやすかったり、非常に細い道を通らねばならなかったりします。
また、後述しますが、滝の更に奥にある「カツラの巨木」に行くのに、川をまたぐ必要もあります。
なので、(必ずしも山靴である必要はないですが)運動しやすい靴は必須です。
間違ってもハイヒールやパンプス、クロックスなどでは行かないようにしましょう。
というか、それだとたどり着けないかも・・・^^;
それから、「嫗仙の滝」へ向かう登山道の入り口に、ストック(山道で使える両手に1本ずつ持つ杖のようなもの)が準備されています。
これは持っていったほうが役に立ちます。(片手に1本ずつ)
実際、私が「嫗仙の滝」へ行った日は、ぬかるんだ坂道や、苔むした滑りやすい岩などが結構有りました。
普段あまりストックなんてものを使ったことがなかったので、「なくても行けるっしょ!」とちょっと侮ってましたが、すでに「嫗仙の滝」へいったことのある友達が「持っていったほうが良い」というので「一応・・・」と思い、使用したのですが・・・
結果、正直ストックがなかったら滑って転んだり、歩くのにもっと時間がかかっていたかも。
それくらい、道が滑るし狭い!と思いました。
そこが初心者が注意するべきところですね。
逆に、侮ってはいけませんが、装備をきちんとして、ゆっくり歩けば、初心者でもなんとかなるかな、とは思います。
あと、この山には、熊が住んでいるそうです。
駐車場でたまたま町役場の職員さんにお会いしたのですが、「出会うかどうかは分からないけど、熊はいますよ」と、怖いことを言ってました。
私は熊に会いませんでしたが、念の為、鈴とか、音の鳴るものを持ち歩いたほうが良さそうです。
「嫗仙の滝(おうせんのたき)」まで地図
さて、装備も揃ったところで、「嫗仙の滝」へ向かいましょう。
「嫗仙の滝駐車場」に案内図があるので確認してみてください。
坂道や細い道は少し難しいかもしれませんが、登山道自体は約1km程度と、そんなに長く有りません。
ゆっくり歩いても片道30分くらいで行けるでしょう。
地図だと、登山道と「嫗仙の滝」が離れているように見えますが(私は案内図を見て、「滝までどうやって行くの!?」と思いました。)、その登山道あたりから十分立派な滝が見えるので、ご心配なく。
実際の山行
この日は、私と、友人2人の3人で滝へ行きました。
「実際の山行」と書きましたが、ストックを持ちながら写真を撮るのが煩わしくて、あまり詳細な写真は撮れませんでした・・・すみません。
なので、なんとなくですが紹介します。
まず、スタートから。
このあたりは、歩きやすいです。前日に雨が降ったのか、若干土が湿っているような気がします。
歩き始めるとすぐに、こんな看板が。
やはり20分くらいで行けるようです。
なだらかな道を進みます。
すぐに休憩所。
急いでもいないので、休憩。笑
「火の用心」の旗の横の支柱に金属の物体がぶら下がってます。
熊がやってこないように備え付けの棒で叩いて音を鳴らしました。
ちょっと写真がうまく撮れていませんが、下り坂です。
見た目より怖いんですよね。というか、ここはまだそんなに怖くなかったかな?
一番怖い道は下るのに必死で、写真撮るの忘れました。爆
行ったのは10/4でした。
まだ紅葉には早いかな?という感じでしたが、紅葉したらとてもキレイな森林浴が楽しめそうな山道でした。
はい。細い道は撮りそこねたので、もう滝ですよ。
ドーン!
動画も撮ってみました。
もっと小さい滝を想像してたので、良い意味で期待を裏切られました。
空気が澄んでいて、滝の音がキレイでした。
パワースポット感もあるかも。
ただし水は飲めないので美味しそうでも飲んじゃだめですよ。
写真で見ると滝のバックがオレンジ色っぽいですが、友人が言うには前に来たときは「赤」だったらしいです。
成分が変わったとかなのかな?
ちなみに、バックで「チリンチリーン」と聞こえるのは、私が持っていった鈴の音です。笑
カツラの巨木を見よう
さて。
「嫗仙の滝」を鑑賞したからと言って、まだ引き返しませんよ!
「嫗仙の滝」から流れている川ですが、川幅が狭くてまたげる場所があります。
そこをまたいで川の向こう側へ行きましょう。
これ、大事なポイントなのに、これも写真撮り忘れました、ほんとすみません。
なので、代わりに最初の案内図を見てください。
「↑この部分」を渡ります。
渡ったあとは、よく目を凝らして、ロープが張ってあって道が階段っぽくなっているところを進みます。
写真は間違えてロープの外側を歩いてしまったときのもの。
「え?」
「道、無いじゃん!」
となって、一旦戻りました。
正しくは、ロープの右側を歩かなくてはいけなかったんです。
友人が見つけてくれた正しい道へ戻り、歩きます。
ほとんどわかりませんが、左側にロープが正解です。
歩いていると、わかりやすく階段が出てきました。カツラはもうすぐそこです。
「カツラ20m先」の看板。
そして巡り会えた「カツラの巨木」!!
巨木の左側にいるのは友人です。
おっきい!!!
なんというか、滝もパワースポット感ありましたが、この「カツラの巨木」のほうが更にパワースポット感アリました。
また、カツラの左手前にある木も、なかなかの見ごたえでした。
帰り際、もう一度「嫗仙の滝」を眺めて、帰りました。
行きに通ったときには気づきませんでしたが、滝の右側手前にある岩が、とっても良い雰囲気を醸し出していました。
まとめ
いかがでしたか?「嫗仙の滝」や「カツラの巨木」の雰囲気が伝わったでしょうか?
今回はちょっと撮り忘れてしまった写真などもありましたので、また行こうと思っています。
紅葉が深まった時にでも。
冬は雪で滝までは行けないと思うので、みなさんも行かれる場合は、「春・夏・秋」に検討してくださいね。
あと、熊には十分注意してください!
それでは!
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