草津温泉共同浴場「巽の湯」は、大滝乃湯からほど近くにある、浴槽の広さ・深さが特徴の、私の好きな共同浴場です。
大滝乃湯(900円)と併せて行ってみるのもいいかなと思います。
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共同浴場の心得
「大滝乃湯と併せて~」と言いましたが、草津の観光協会が観光客に紹介している共同浴場は「白旗の湯」「千代の湯」「地蔵の湯」の3つであり、「巽の湯」はじめ、その他の共同浴場は、主に「草津の地域住民が使う浴場」として、一般観光客の利用は「原則不可」とされています。
しかし、「もらい湯」の精神を忘れずに、マナーを守って入浴するのであれば「完全禁止」ではない、というのが草津温泉の素晴らしいところです。
「もらい湯」の精神とは、浴場を「借りる」のに際し、マナーを守り、感謝の心を持って入浴する態度のことを指します。
共同浴場そのものとともに、長年に渡り町民の方々が培い、大切にしてきた精神なのです。
ただし、この先、一人でも気持ちよくない使い方をしてしまうと、これらの共同浴場の開放が全くできなくなってしまいます。
共同浴場への入浴は無料ですが、町民がみずから大切に管理・利用している事を忘れずに、最低限以下の事項を守りましょう。
✓ 基本的には一人で入る(共同浴場は洗い場・浴槽が狭い場合が多い)
✓ 利用は、住民の方に配慮し、11:00~15:00を目安に入る(白旗・千代・地蔵はその限りではない) ✓ しっかりかけ湯して、身体を清めてから入浴する ✓ 使った桶などはきちんと元の場所に戻す ✓ タオル(持参)は湯船に入れない ✓ 風呂からあがる前にタオル(持参)で身体をよく拭き、脱衣所を濡らさない |
「巽の湯」の外観・中の様子
「巽の湯」の外観
「巽の湯」外観は、屋根の下に大きな時計がついているのが印象的です。
「男湯」が左、「女湯」が右です。
中の様子
中に入ると、コンビニの入り口ようなチャイム音がします。
靴を脱いでいる間ずっとその音が鳴り響くので、焦って少し居心地悪く感じました(汗)
浴場の中までしっかりと響き渡るので、防犯には効果てきめんでしょう。
脱衣所は広いです。

入口入って左から見た脱衣所

右側から見た脱衣所
6人位は余裕では入れそうです。
トイレもあります。
それでは、「巽の湯」の浴場内を見てみましょう。
L字型の浴槽はかなり大きいと思います。構造上5人程度が快適で、MAX7~8人程度入れるんじゃないかな?と思いましたが、この日は私一人で貸切状態^_^
浴場内には2ヶ所、水道の蛇口がついていました。顔を洗うときとかに欲しいですよね。
熱すぎるときは水で埋める事もできるようです。温度が下がりすぎてしまう可能性があるので、なるべく使わないほうが良いと思います。
貴重品フックと貴重品袋がありました。
「巽の湯」の感想
私は入って一発で「巽の湯」が気に入りました。
ひろーい浴槽は深さもたっぷりで顎がつくくらい。私が入ったときは、温度も熱すぎずぬるすぎずでちょうどよいので気持ちよさに思わず「あ~~」と声が漏れてしまうほどでした。笑
混み合っているとまた感覚は違うのかもしれませんが、観光客としては、できるだけ混んでおらず、地元の人が利用しない・迷惑になりにくい時間帯を狙いたいですね。おすすめは午前中です。
「巽の湯」まとめ
住所・地図
377-1711 群馬県吾妻郡草津町草津275-9
駐車場
<無料>大滝乃湯駐車場(徒歩4分)
大滝乃湯を利用した際は、近いので立ち寄ってみてください。
<有料>草津パーキング(30分100円、徒歩7分)
草津パーキングからも行きやすいです。
バス
「巽の湯」は、目の前がバス停なので、バスを利用することもできそうです。
バス停名 | 巽の湯前 |
運賃 | 1回利用ごとに100円 |
路線図・運行時刻表 | https://bit.ly/2XTOGsC |
泉質
源泉:湯畑源泉
PH値:PH2.08
泉温:55.7℃
酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉
「巽の湯」感想まとめ
おすすめ度 | ★★★★★ |
熱さ | ★★★☆☆(ちょうどよい) |
湯船の深さ | 深め:顎がお湯につくくらい(身長162cm) |
収容人数 | 快適:5人 MAX:7~8人 |
ひと言 | 脱衣所・湯船共に広く、浴槽は深いので気持ちよく入れる。 |
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